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プラテーロとわたし

プラテーロとわたし

山本容子さんの銅版画カレンダーが付いてる!今月のエクラ買いました。

エクラ1月号

「久しぶりにファッション雑誌でも買うか~」
大体半年に一回くらいこういう気分になりまして、本屋さんで婦人雑誌を買うわけです。普段は長年いっている美容室で担当の美容員さんに、「今何が流行ってるのかな~」とか言いながら備え付けの<ストーリー>辺りを見ているんですが、今月はふと手に取った<エクラ>、カレンダーの付録、山本容子さん、プラテーロとわたし、これに決めた!です。

山本容子1

ファッションの傾向もよかったですが、こういう雑誌が「プラテーロとわたし」を取り上げているのもうれしいですし、銅版画のメイキング記事には「メゾソプラノの波多野睦美とギタリストの大萩康司による、ギターと朗読のための曲集<プラテーロとわたし>(作曲M.C.テデスコ)の全曲録音がきっかけで生まれた」とあります。製作中もこのCDを繰り返しきいた、とも。

山本容子2

ヒメネスはノーベル賞作家で、スペイン、アンダルシア地方のモゲールという町の出身。自分とプラテーロの詩情あふれるやさしい日々がつづられている「プラテーロとわたし」はヒメネスを有名にした作品です。ギター曲に関しては、テデスコやデラマーサにより詩に沿った作品集があります。最近詩の朗読とギターの演奏は結構よく見かけますね。私はとてもよい組み合わせだと思います。人の声とギターの音域は似ていて両方がうまく補佐しあうと思っています。詩は約130くらいあり、テデスコは24曲、デラマーサは7曲を作品にしています。You Tube でセゴビアの演奏がきけるようになっていますので興味のある方はこの機会にぜひ聞いてみてください(技術的には結構ハードです)。

ギターってスペインで育ってきたという側面がありますよね。新型肺炎の影響などで日常の平和が侵されそうになっている今、ギターの言いたいことって本当はこういうことなんじゃないかって本をよんでいてそう思います。

カレンダーは2021年用で、1~12月までひと月ずつに分かれている縦に長くなるタイプのものです。どの月も山本容子さんの素敵な銅版画が載っています。わたしくらいの年齢の女性になかなかいいプレゼントだと思いますよ(^_-)-☆

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