ノイマンの愛のワルツの動画を掲載しました

とてもいい曲です。ゆったりしたワルツ、内声の動きが魅力的です。後半では低音部にメロディーが移りますがこれがアルペジオをとともにかっこいい。アルペジオの動きが変わってすごく新鮮ですね。気持ちの動き「機微」のようなデリケートな感じが「愛の」というタイトルとあいまっていい気分にさせてくれます。

すごく難しいわけではないのですがところどころ、音が切れやすい箇所があります。それぞれに気を付けて音をつなげていくと「ロマンティック」な感じが出ますよね。

今回弾いている楽譜、以前教室に来られた、スウェーデンに嫁いだ、という生徒さんから分けていただきました。なので現代ギターの「てんこもり」とは少し違うかもしれません。

その生徒さんは一時帰国の間、私の教室でレッスンを受けられていましたが、その時はヴィラ＝ロボスを熱心に練習されていました。セルシェルの読み方は全然「セルシェル」ではなく「ソオルツオル」みたいな、のどの奥からの発音なんだと教えてもらい、じゃどっから「セルシェル」になったんだろうと思った記憶があります（記憶はあいまいで無責任な感じですみません）。印象的な方でした。