人気のある「素朴な歌」、ギターを愛する人の作品です。
佐藤弘和さんの「素朴な歌」
口ずさむように、優しく と楽譜の冒頭に書かれています。
以前のギター基礎講座の#25「自分のノーマルの音を設定しよう」についての見解と共通するものを感じます。
ギターは音が小さいので少しでも強く、少しでも大きい音で弾くという考えの人が結構おられます。
いったい誰に対しての考えでしょう。
これは「舞台映え」ということが念頭にあるでしょう。
多くの人にとって、ギターは「自宅で楽しむもの」になっていると思います。
ほかの誰でもない「自分」 またはそばにいる家族。
そんな大きな声で話しかける必要はないですよね。
いつのまにか口ずさんでいる、そんなメロディー。
ギターの良さは本来そういうところにあると思っています。