ぽかぽかてんぽ

発表会その2

素晴らしい成果!

先日写真を掲載できなかった演奏者と、集合写真の追加です。

この方はギターは違う教室で勉強されています。舞台でのパフォーマンスのためにアレクサンダーテクニークのレッスンに来られていて、レッスンでは椅子をつかったワーク(チェアワーク)を中心に、脱力、身体の中心からくる腕を使った表現の具体的な例などをやっています。レッスンではギターを使わない時間の方が多いのです。

他の演奏機会も十分に活用しながらの今回当教室の登壇ですが、すごくよかったと思います。身体の使い方がだんだんうまくなっている!衣装も素敵ですね。

アレクサンダーテクニークでは「自分のアクションがいよいよ起こる」とき、その前段階から意識を関わらせていく、ということが重要なトレーニングの柱です。ほとんどの日常の行動は制御なく習慣的に行われ、そこに意識の介入が少ない。そして多くの場合そのフィードバックも行われていない、ということになります。意識が介入すると、「なんで自分はそうしたのか」をクリアに思い出すことができ、それを続けると、だんだんと行動前から意識を介入させることができるようになります。日常生活でそれが使えなくても大丈夫。死にません。平和に生きていけるでしょう(最近は平和な日本もちょっと雲行きがあやしくなってきましたが)。しかし舞台ではこのテクニークが効果を発揮します。みなさんは舞台で予想通り弾けましたか?家で練習するのとは違う?それはそうです。舞台で照明があたって、お客さんもじっと聴いているのですから。

当教室は、「ギターが弾けるようになって楽しい!」から始まり、「舞台で思いどおりパフォーマンスを楽しめる」というところまで幅をもって指導しています。そのどこの段階でも「楽しい」に変わりはありません。各自が自分の思うところでギターやギター音楽に関わって、自分の生活を興味深いものに昇華していってくれればいいのです。

集合写真その2

先日の集合写真も良かったのですが、その前に撮った写真の方が笑顔だし表情がよかったので掲載させていただきますね。クレシェンドギタークラブのみなさんもご参加ありがとうございました!

そうそう、クラシックギターは独奏するのが大きな柱ですが、重奏や合奏も格別な楽しさがありますね。ギターが面白いのはその作りが単純なのに、できることの幅がすごい!というところだと思います。難しいこともありますが長くやっていて飽きない楽器です。

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