ぽかぽかてんぽ

ゼロワンライブ終了しました

12月20日のライブ無事終了しました

[全体の印象]
当日はお天気がよく気温も上がり、エアコンを切ってすすめられましたので、静かなところはより静かな表現ができ、とてもよかったな、と思います。二次的な要因で雑音が気になったり、ムードが損なわれるのは残念なことです。
プログラムについては、桑原さんはその場で思いつきで、といういつものパターンで。そうはいってもそれだけたくさんのレパートリーを暗譜でストックされてるのですから、まったく敵いません。「石と道」「アルフォンシーナと海」など。リズムの解説などあり、興味深かったです。

[新しい楽器]
できたてほやほやの桑原号です。自分の楽器、というだけでなく「自分で作ったオリジナルのギター」という意味での桑原号(多分1号)です。そんなことは私には現実離れしているように見えますが、実際それをやってしまうのが桑原さんのすごいところ。「直前まで塗りがかわかない」「1週間前にブリッジが飛んでおどろいた」「今日も飛ばないか心配だ」などと、飄々とトークされていました。

[ハプニング]
私のほうは暖かい日よりに助けられ、まあまあの調子で臨みました。演奏中(さくらによる主題と変奏)にアクセサリーが飛んで驚きながらも、昔同じ曲ででっかいイヤリングが飛んでホールあたりで弦にひっかかりブンブンしたことがあったのを思い出して笑ってしまいました。アクセサリー注意です。

[ゼロワン]
前回は横使いだったのですが今回は縦使い(このホールは楕円型に形づくられている)で、前回よりもよく音が響いているなと感じました。自分の音がよく把握できてやりやすかったです。のちにお客様からも、「よく響いていました」などと感想をいただきました。

[ハプニング?]
瞬間「やってもた」ミスをしました。
その曲については、練習中、間違って暗譜していたことを発見し、そこを修正。グリッサンドも入れようと欲を出し、運指を修正。直前に「やっぱりこれは危険だな」と判断しそもそもの暗譜のかたちに戻したところ自分でやったことに混乱。長く弾いてきた曲だけにショックでした。反省。

ほかの曲はまあまあ思った通り、プラスお客様の「同様の集中力」でともにいい時間を過ごすことができました。

[私のプログラム]
全体には「音楽は旅」というイメージでさまざまな国と時代を旅していく企画。
反戦をテーマに(禁じられた遊び、ひまわり、戦場のメリークリスマス)
和の心で(さくら、ASUKA)
南米の魅力(プレリュード ディ アディオス、エヴォカシオンとホローポ)など。

アンコール代わりに
たこたこあがれ、かごめかごめ~和の心
南と北(桑原氏オリジナル曲)~南米のエッセンス

[クラシックギターのソロに関して]
ギターは音量の少ない楽器ですので、レンジを出そうと思うとピアニシモからフォルティシモまで、きめ細かく設定していきたいと思っています。コンクールや、相手の楽器が音量のあるアンサンブルでもないかぎり、単に音量のあるギターを求めるのはどうかと思っています。音質にも影響してきますので(両立できる楽器は極めて少ない)。

関連記事

  1. ギターと波
  2. ハルカス
  3. ハルカス
ブログアーカイブ
旧ブログのアーカイブ(2008-2020)
PAGE TOP