ぽかぽかてんぽ

第26回発表会の様子その5

「プレリュード」「シチリアーナ」「グランソロ」

普段着の部長です

部長の登場です!いつもクレシェンドのお世話をありがとうございます。今回はブレシャネッロの「プレリュード」、マイソニエの「シチリアーナ」。部長、性格は豪快で演奏は繊細。このギャップがいいですね。「初めて聞く曲なのに<いい曲だな~>と感じさせるのはやはりよい演奏だからでしょう」とか「安定感さすがです」「音楽をきいているという感じ」とかいろいろコメントはいっています。

当日も早くから会場入りしてスタッフ並みに手伝ってくれる頼りになる部長!!!感謝しています。打ち上げ(泡の出る飲み物)がなくて残念でしたが、次回は是非盛り上がりたいと思います。

楽器は河野賢ですよね(たしか私のと同年代の)。この時代の河野、いいですよね。枯れっかれです!最近は教室で生徒さんとよく弾き比べして、オールド河野は<弾きやすい>とみなさん言ってくださいます。私はあの棹の形状が秘密だと思うんです。棹が分厚い!私のは660なんですが、それを感じさせない弾きやすさです。材料も潤沢にあったんでしょうね~。76年製ですがまだまだ現役ですよ!

部長、いつも「どこからこんな曲探してくるんですか」と思っています。バロック以前はともかく、民族調のやら、日本のクラシックギターのさきがけみたいな時代の本やら、楽譜やら。ギターのキャリアを感じさせます。

写真撮影をすべてやってくださいました。感謝。

さて、グランソロ。Meissonnier版です。Heugel版→Zigante版→Meissonnier版と版を変えて練習しました。研究熱心です。というかソル好きやな~(前回「魔笛」ですから)。

とにかく難所も平気でさらっと弾いて知らん顔、という感じです。ソナタ形式のしっかり長い曲ですので構築力が問われます。Meissonier版はD♭に転調したり装飾難しいとこがありますが丁寧に仕上がりました。私もグランソロ弾きますが一番シンプルなやつ(Chiesa版に近いと思います)。とにかくいっぱい版があるので一回整理しないといけませんね。ちょっと課題です。また楽譜をお借りすることになるでしょう。

カルレバーロについても詳細に練習していただいてます。個人的には曲を何曲も仕上げるよりもより本質的なレッスンが好きです。土台となる基礎力がもっとも重要かと思っています。発表会でみなさん頑張っている姿をみると嬉しいし、自分も頑張ろう!と何度も思います。

アレクサンダーテクニークに関してもたくさん示唆のある言葉をいただいています。専門の分野からの有用で貴重なアドバイス、今後も「痛み」「思うように動かない」などについてお話させてください。

因みにこの方の楽器も河野(河野スペシャル、だったと思います。)

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