あさイチにさかなクンが出演して、バスクラリネットを演奏。
最近のNHK連ドラは再放送なので見るとき真剣身に欠けてしまいます。しかし続くあさイチは博多大吉・華丸の名コンビで、結構あたらしい情報を得たり、楽しませてもらったりしています。近江アナウンサーも好きです。
今日のゲストはさかなクン。冒頭からものすごいテンションで、人気吉本芸人を喰ってしまえるほどの数少ないキャラクターの持ち主。いや~すギョい。
さかな愛がすごいだけでなく、解説の絵がすごい。うまい。今日はバスクラリネットの演奏もあってびっくりしました。吹ける吹けないではなく<こりゃ天才だわ>。専門の人からみたらどうかわかりませんが(一応私も専門ということで)、一本のラインしか演奏していないのに、和声や特にリズムが後ろにちゃんとあるんですね(私感だが、東京スカパラダイスオーケストラよりすごいかもしれない)。
さかな好きのエピソードや、今に至るまでのお話もありましたが、幼稚園の時に描いたというゴミ収集車の絵もすごかった。大人になった今、さかなの絵は当然うまいし要するにこの人は「すごい観察眼」なんだと思います。そして目だけでなくてリズムや音に関してもすごいんだなあと思いました。
わかります。こういう人はきっと大変なんです。すべてのものが結構な刺激になってくる。センシティブのすごいやつなんだと思います。だからすごく疲れやすいのではないかなあ。ひとりで静かにお魚を眺めたりしている時が一番幸せなのでは?と思います。しかし自分の能力を生かして世の中の役に立っているさかなクンは本当にえらいなあ。
一緒にアイドルみたいな若い人も出演していましたが、さかなクンの存在感に圧倒されました。さかなクンはいつも誰にでも丁寧で腰の低い対応ですが、弱い人には威圧的で相手によって態度が変わったりする人と比べると「存在感」が全く違ってますね。不思議です。
さかなクンを見ていると「すごく好きな状態」はもうそれでひとつの才能なんだなとも思います。なんでもいいから好奇心が沸いてそれを探求していこうと思えるものに出会えれば、とてもラッキーなことですね。私自身はそこまでギターやアレクサンダーテクニークが好きかどうかはわかりませんが、ゆるゆるでもずっとそれを追い求めていると、そのさ中にごくたま~に女神様のような人がにっこりする感じがあります。