チーム別発表会を開催しました
クレシェンドギタークラブの活動として、「できるだけ人前で披露しよう」というモットーがあります。
ひとりでは負担が重くても、ふたり、三人、四人、などと設定を多く設けてチャレンジしやすくしています。いろいろな組あわせで小さいチーム別にわかれて練習し、披露する、今回は「チーム別」の活動。
昨年、ひとりひとパート、の振り分けをして片方の人がお休み続きで練習できない、という問題が発生。これを改良するのに、今回はひとパートふたりずつにして誰かが休んでも練習できるように工夫しました。いろいろな試行錯誤を経て小さいながらも一歩一歩よい活動をめざしています。
さくらチームは4人のメンバーがよく出席していただいていたのと、セカンドが複雑で同じパートを重ねて弾くのが難しく、ひとりひとパート、が実現しました。2チームの演奏があり、それぞれのチームの特色があってとても興味深く拝聴しました。
もともとファースト部分はメロディーを主に、セカンドはちょっと凝った伴奏で、という編曲でしたが、ここのセカンドさんは難しい二重のスラーがよく練習できていました。音型も複雑な箇所が多かったのですが、よく弾けていましたね。メロディーパートもはっきりと主張できていました。原曲は優しげな曲ですが高度な編曲で苦労したと思います。
春の小川チームは8月は別のメンバーと練習していたのが9月から変わり、それでもバランスよく演奏できました。ナイス!
たこたこあがれ、かごめかごめ チーム
曲が短いめなので2曲弾いていただきました。たこたこあがれ、はわらべ歌らしからぬ、おとなのムードをもった、ジャズ風の編曲。かごめかごめ、のほうは慣れるまで大変だったでしょう、伴奏が変拍子のようにからんできます。弾くのはさほど難しくなくてもつられそうになり、自分のラインをちゃんと弾くのが難しい編曲です。今回はメロディーパートはひとりなので難しかったと思いますが、つられずにうまく演奏できました。セカンドのフォローもナイス!音数の少ないかごめかごめが豊かでおしゃれな響きをもってきます。
日本の伝統の歌はギターには取り入れやすい。ギターの音質もしかり、でとてもマッチしていると思います。
藤井眞吾氏の「はじまりの音楽」(全12曲)をクレシェンドギタークラブで練習するのは今回で3回目ですが、その都度違う曲、違うパート、違う相手と練習することにより、バラエティに富んだ演奏・練習が可能です。また日をおいてやりたいし、メンバーのみなさんは他の機会にも是非弾いてくださいね。