キューバの作曲家レオ ブローウェルが同名の映画のために書いた作品
今回はブローウェルの「11月のある日」。
この曲はなかなか楽譜が出版されず、ながいこと待たれてやっと出たときみんな飛びついて手に入れたものです。今は普通に手に入りますが・・・。
同名の映画のためにつくられたこの作品はキューバの難しい時代を生き方とともに振り返ろうとしたもので映画の発表も5,6年は差し止められていた、という記事をみました。映画をウエブ上で見ることができます。字幕がないので内容を深く知ることは難しいですが雰囲気は伝わってきます。
メロディーは甘い感じで始まりますが映画の内容はシリアスなもので、私たち日本人にはなかなか理解が難しい内容なのかもしれないし、また、どの国にもいろんな対立があってなかなかひとつになることが難しい、という意味では同じなのかもしれません。