今年もアレクサンダーテクニークのワークショップに行ってきました
今年も秋のアレクサンダーテクニークワークショップに行ってきました。県立西宮高校は阪急甲東園駅から20分、坂を上ったところにあります。自然が多くてきれいなところです。
2017年から6回目。そろそろ流れをつかみやすくなってきました。40人を4人で10人ずつ、で分かれて指導します。今年は声楽4名、ピアノ4名を指導しました。
楽器を演奏したり、歌ってもらったりすることもできますが、みなさん演奏となるとそこに集中しすぎてなかなか身体のことまで気が回らないので今年は
歩く
立つ
座る
に対して自分の存在がありありと「在る」ということをテーマにワークしました。
これは練習のとき、ひいては日常生活からずっと気にしてほしい事柄です。これがしっかりしてくると、「上がって思うように弾けなかった」は減ります。
できるだけパフォーマンスに直結するように説明し、歩く速さ、前の人との距離、アンダンテで、ラルゴで、モレンドで・・など急に速さをかえることのないようトレーニング。
アレクサンダーテクニーク的には「歩く」は難しいワークにあたるので、そのあとは「立って自分の重さとバランスを意識する」「坐骨を使って座る」など基本的なところをたくさんやりました。
正直、なんでアレクサンダーテクニークをやるのか口で説明しても伝わりにくいので実際に一緒に動いてみたりするのか一番よいと思います。先生方や保護者たちの協力でワークショップが開催でき、感謝しています。
3年生なので受験の実技試験や、これからの舞台パフォーマンスに活かしてもらえたらいいなと思います。