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ZARATE(サラテ)のアルペジオ

Jorge Martinez ZARATE のアルペジオ練習をお勧めします

私たちはクラシックギターを学ぶとき、教本でアルペジオの練習パターンをよく見かけます。代表の短い楽譜があり、それを右手の様々なパターンで弾いていくものです。ギターの特性を生かした練習ですね。

最初にジュリアーニやカルリ、つぎにアグアドなどが有名ですが、わたしのお勧めする今回のサラテのアルペジオはとても有益だと思っています。実際に自分も練習してみて役に立ったことが多い。今回はディアンスの「Felicidade」にでてくる音型への準備練習になるものをいくつかピックアップしましたので是非チャレンジしてください。サラテはロベルト・アウセルの先生にあたる人で、私はこの人の教本で練習して自分の「運指ルール」に結構影響を受けました。今回ご紹介した教本は1巻、2巻、とあり、全体的にはサラテ独自の考え方で漸進的に配置されています。今でも復習したり、ヒントを得たりしています。

このパターンを練習するのは右手の安定、各指の独立、珍しく南米のリズムも意識されていてのちに取り組むであろうギターの南米のレパートリーに威力を発揮します。

※中級~上級以上の人向けです。左手が難しい場合は開放弦でも練習可能です。

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