ホテルオークラ神戸にての催しで演奏させていただきました。
なんと真ん中は小野ひとみ先生です。今回の演奏は先生のお声掛けにより実現しました。奏者紹介の際は「一番弟子の二人です」と言っていただけて「わ~おプレッシャーです!」
実際に海外のあちこちで若い音楽家を育てる応援をされている小野先生ですが、日々お忙しい中、今日ばかりは母親のように私達の世話をしてくださり本当に感謝です。
本日のプログラム
愛の挨拶(エルガー)
アルハンブラの思い出(タレガ)
スペイン風狂想曲(ムニエル)
昴(谷村新司)
タイスの瞑想曲(マスネー)
なんかスペイン風ムニエルとかタイのマリネー?とかで<本日のメニュー>みたいになりましたが、久しぶりの演奏で「あ~なんか緊張するな~」「はやく終わらないかな~」などと神経質になっておりましたが、リハーサルで敦子さんと音出ししたら「あ~これこれこれやんな~ライブ!」となり、こみあげるものありました。
本番は敦子さんの音秀逸で、本当に格調高い演奏でした。私は都合で河野で弾いたのですが、はからずもホテルのマイク、音響がよく、むしろフレドリッシュより良かったのかなと思いました。マイク使うと河野ギターはいいんですよね。
昴については少し下調べしたときに、作者の谷村新司がまず「さらば昴よ」という歌詞からつくり始め、曲ができてしばらくしても「なにに別れを告げたのか自分でもわからなかった」しばらくして「物を中心に据えた価値観に別れを告げるという意味だった」と作者後記にありました。石川啄木を読んでの影響だそうです。今、あらためて考えたいテーマですね。
それに曲が素晴らしい。今回の為にヴァイオリンとギターにアレンジしました。
少し会の時間が押したのですべては演奏できなかったのですが、会員のみなさまにはとても喜んでいただけたようで、「心にしみました~」「よかったです、もっとききたかった。」など。
コロナ禍中、集まるのも一苦労というのに本当に素晴らしい機会に恵まれ、神戸ウエストライオンズクラブのみなさま、小野先生に心より感謝いたします。