ギター基礎講座、#68は「室伏メソッド」をアレクサンダーテクニーク的に考えてみた内容をご紹介します
「身体全体を使って弾く」
もちろんそうできたらいいのですが「手首より先」にどうしても意識が集まります。
力を局部的に使うと、表現が固くなったり、ある部分が固まったりしやすい。故障にもつながります。
身体全体を使うことは「脱力」にもつながります(脱力、ではなく「丁度良い緊張感」、というのが正しいアレクサンダーテクニーク的考え方です)。
力を抜こうと思っても、全部抜いてしまっては、ギターは弾けませんよね。
拮抗する、アレクサンダーテクニークでは「オポジション」という概念があり、室伏メソッドはそれをうまく表現しています。
ギターライフへの、大いなるヒントになりますように。